アライトツメクサ Sagina procumbens
湿り気のある場所に育つ花のようですが、写真はうちの藤の鉢に生えているものです。
水をよく遣るので環境が合うのだろうと思います。
花弁はとても小さく申し訳程度しかなく、それが逆に可愛らしいかも(笑)
萼片、雄しべ、柱頭とも4つの4数性で、写真のものは花弁も一応4枚ありますが、場合によっては全くないものもあるようです。
こちらの方が花弁がしっかりある。子房の下あたりから出ているのは蜜かな~?
花径は萼片を入れると4mm程度ありますが、花弁までだと2.5mm程度しかないようです。
それにしても、どこからやってきたのかわかりませんが、うまいこと湿り気がある場所を見つけるもんだな~と感心します。もちろん、いろんなところに種子がいったうえで、いい場所だったから育ったんでしょうけど。
似た花にはイトツメクサというのがあるようですが、イトツメクサは萼や花柄などに腺毛があるようです。アライトツメクサは無毛。
全体に・・・と勘違いしてたのでいい写真ではありませんが、あとで萼片や花柄に焦点をおいた写真も撮ってみます。
(2016年4月下旬)
昨年の鉢には水苔がないので全体像が良く見えます。苔のごとくへばりつくように生えています。
(追加画像)
萼、花柄ともに腺毛はない。
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