Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

(?)ロシアンコンフリー Symphytum x uplandicum

花の写真1

道端に時折見られるムラサキ科の植物。

いわゆるヒレハリソウと言いたいところですが、日本で野生化してよく見られるものは「コンフリー」ことヒレハリソウ(S. officinale)と「プリックリーコンフリー」ことオオハリソウ(S. asperum)の雑種起源のものがほとんどとされているようです。

つまりはヒレハリソウ x オオハリソウなのでロシアンコンフリー(S. x uplandicum)となるのかと思うのですが、交雑種の中で特定の特徴のものだけがロシアンコンフリーなのか、全てがそうなのかいまいちわかりません。(ほとんど野生化しているものはヒレハリソウでもオオハリソウでもないというわりに、なぜその「ほとんど」には和名がないのか。)

それぞれの特徴の面でも、たとえば、オオハリソウは茎に翼(ヒレ)がないというわかりやすい特徴があるようですが、ヒレハリソウとロシアンコンフリーの明確な違いがわかりません。

なので、ただ単に「見られるほとんどは雑種」という部分だけを頼りに、ロシアンコンフリーとしていますが、よくわからないので「(?)」としました。

 

全体像

草丈は大きいもので1mくらいのものも見かけますが、写真のものは70cmくらいだったかと。

 

花の様子 下アングル

花冠は先が浅く5裂していて、裂片は三角状に外側に反り返っています。

中に雄しべが集まっているように見えますが、どうもそれは雄しべそのものではなく長三角形をした付属体らしく、雄しべはその間ごとにありこの状態ではほとんど見えない内側にあるようです。

 

花の様子 横アングル

花冠を横からみると中間に白いラインがあります。雄しべと長三角形の付属体が合着している位置と思われます。

 

萼の様子 上アングル

上から見た萼の様子。

 

蕾の写真

蕾の様子。

 

花の長さ

花冠は長さ葯1.5cmくらい。

 

花の径

直径は、8mm程度。

 

花後の様子

花後に雌しべが残っています。てっきり昔名前だけ聞いてこの様子が「針」ということかなと思ったりしましたが(笑)「ハリ」は漢字では「玻璃」であって水晶やガラスを意味し、花色からついた名前のようです。花色は白色~紅紫色といった感じでいろいろあるようですが、写真のものからはあまり玻璃という感じはしないかも。なのでたとえばオオハリソウの花色が紫色から青色に変化するのでそういう綺麗な色の変化がもとになって付いた名なのかな?(写真のタイプのものの花色が変化するかどうかはそういえば未確認ですが。)

 

中ほどの葉

茎の中間くらいに付く葉の様子。

 

中ほどの葉の基部

中ほどの葉には葉柄はなく葉身が茎に流れて翼になっています。

 

根生葉

根生葉の様子。

 

根生葉の柄

根生葉には長い柄があります。

 

株元

株元の様子。全体に毛が多いです。

 

広告を非表示にする