Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ナンブアザミ Cirsium nipponicum

花の写真1

林の中などに生えるアザミの一種。草丈は普通に人の背丈くらいまでになります。

 

総苞の様子1

花は横向き~やや下向きに咲き、総苞片の先には短い刺があり反り返ります。(開出程度もあります)

 

蕾の写真

少々ですがクモ毛も見えます。さわった感じは微かに粘る感じがありました。

 

葉の様子

中間からやや下部にかけて30cmはあろうかという大きな葉がたくさんあります。切れ込みは中裂程度まででほとんど裂けないものもあるようです。

寒い地方ほど切れ込みがなく、暖かい地方になると切れ込みが深くなる傾向があるそうです。

似た花には、今のところ見たことがありませんが、上部の葉まで切れ込みが深く細い葉で刺が目立つタイアザミ(トネアザミ)という変種があります。

 

葉のトゲ1

葉のトゲ2

ナンブアザミは刺があまり目立ちません。

 

大きな葉の基部

中間から下の大きな葉(葉柄)の基部。葉柄はないとされている?のかもしれませんが、あるようです。いずれにしても茎は抱きません。

 

上部の葉の基部

上部の葉になると葉柄はかなり短く、葉の切れ込みもほとんどありません。

 

茎の様子

茎には白いくも毛のようなものが少々生えているようです。一つ上の茎上部辺りの方がよく見えるかも。

 

株元の様子

いろいろ被って見ずらいですが、矢印の先がナンブアザミの茎(株元)。花期に根生葉はありません。

 

草姿1

草姿2

まだ今シーズンは咲き始めでほとんど蕾です。

 

昨年10月初め頃の写真。

花の写真2

総苞の様子2

やや反り返り具合は弱く開出程度の花。

 

草姿3

なぜか上が切れている変な写真ですが(どういうつもりで撮ったのか覚えてないです(笑))、たくさんの花が咲いている状態。

同じ場所での花なのですが、総苞片の長さが昨年の写真の方が短く感じがします。

ナンブアザミは地域により個体差や変種があったりするし、そもそもがアザミ類は詳細がわからないものなどたくさんあって見分けを考えるととても複雑な仲間です。

因みに、ナンブアザミの「ナンブ」は岩手県南部地方の「南部」。南部地方というのに地理的には岩手県の北部の地域を指すという、余談ですがこれまたややこしい話でした(笑)

そんなわけで東北地方に多いとされますが、分布域的には本州中部以北~東北のようです。

 

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