カワラケツメイ Chamaecrista nomame
名前のように河川沿いの土手などに群生する姿をよく見かけますが、海岸方面の草地でも少し見られます。
由来はケツメイシ(決明子、エビスグサ)に似て河原などに生えることからです。アーティストにケツメイシというグループがありますが、その決明子から来ているようです。
マメ科の花に多い蝶形花とはちょっと違う花の形。ただ蝶形花という花の形自体が蝶っぽくないので、まだこの方が蝶に近い気はします(笑)
葉は偶数羽状複葉で小葉はとても細かく、たくさん茂っているのにどこか涼し気な印象があります。
葉柄の基部付近に見える丸いものは蜜腺だそうです。
2015年10月後半の写真。豆果は熟すと裂けて、中からほぼ四角に近い扁平な種子が出てきます。艶があり綺麗です。