ホオズキ Physalis alkekengi var. franchetii
観賞用に栽培されるナス科の花。
たまに民家周辺や田畑の道端の草地で見かけることもありましたが、最近はほぼ見かけなくなりました。
花は下向きに咲きます。
花径は2cmほど。
萼は先が5裂し、筒部は後に発達し「ほおずき」といった感じに膨らみます。
散った花で見るのもあれですが、花冠は5裂し雄しべは5本。花冠の内部には写真のものは黄色っぽく変色してますが緑色の斑紋があります。
雌しべの花柱も残っていて、中には子房が見えます。
葉の縁は不規則な粗い鋸歯がある。
茎は無毛。
葉は、下部では互生してついていますが、
中~上部の花柄が出ている位置では葉が片側に偏って2枚ついていました。
両面ともほぼ無毛。
花後に萼が膨らんできたもの。
(2016年5月下旬)
熟した果実期の様子がないのでここからは鉢植えで育てているものから載せて置きます。
(2015年9月上旬)
熟してきて赤橙色になった果実期の様子。
(2016年12月上旬)初冬の様子。
萼が網目状の脈だけになってきて、中の赤橙色の果実が覗いています。
(2016年12月上旬)
中には空っぽのものもありました。
果実はないですが、網目が芸術的?
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