スイセンノウ Silene coronaria
よく庭や花壇に植えられるナデシコ科の花。
(2017年5月下旬)
花径は3~4cm、花弁は5枚。写真に撮ると滲んでしまうような鮮やかな濃い赤紫色をしています。
左が後半の花で、右が咲き始めの花。
花弁が少し成長し、花色は赤味が強くなっていました。
舷部の基部付近に花弁ごと2つの突起があります。けっこう質は硬いです。
咲き始めの頃はその突起が閉じていますが、開いてくるとその合間に雄しべが出てきます。
さらに後半の花では、雌しべの柱頭も顔をのぞかせていました。
蕾の様子。
萼の様子。
茎は2分岐で伸びていく。
葉は対生し、茎に付く葉は茎に沿うように閉じ加減。
葉表の様子。
葉裏の様子。
茎や葉、萼など全体に白い軟毛で覆われています。
(7月上旬、以下2枚)果実期の様子。
果実の様子。
種子の様子。