アセビ Pieris japonica
庭木や公園樹としてよくみかけるツツジ科の常緑低木。
花序は枝垂れるような感じになり、ドウダンツツジのような壺形の花が多数下向きに咲きます。
下から覗いた様子。
花冠の先端は狭まりごく浅く5裂しています。中央に雌しべが1つあり、数までは分かりづらいですが雄しべは10個だそうです。
横からの花の長さは7mmくらい。
萼は5裂。
葉は枝先に集まってついていて、輪生のような印象がありますが互生しています。
葉の様子。楕円形で縁に低く目立たない鋸歯があります。
葉の長さは写真のもので6cmくらい。
葉表の様子。
葉裏の様子。点々と暗く見えるのは腺点?
株元の様子。
(2015年8月上旬)果実は蒴果。
(2015年8月上旬)裂開した果実の様子。
アセビは漢字では馬酔木と書きますが、馬が自ら食べるとは思えませんが、有毒植物であるため馬が食べると酔ったように中毒を起こすというようなことからのようです。アセビという和名も食べると足が痺れるということで、あしび、あせびとなったといわれているようです。
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