ミズキンバイ Ludwigia peploides ssp. stipulacea
花は黄色の5弁花。花弁の基部付近が少しオレンジがかっているのがいい感じ。
雌しべを取り囲むようにかなり短い雄しべがあります。
花径はいくつか測って、2.0~2.5cmくらいでした。
萼片は5個で細くて先が尖っています。
子房などに腺体があるのが見えます。
蕾の状態。
葉は側脈が目立ちます。形は幅の広さなど多少変化がありますが狭長楕円形といった感じ。先端も尖るものと鈍いものがありました。
花弁が散ったばかりなのか、花柱が残ったままの花が見えます。
葉柄の基部にも腺体があります。茎は無毛。
葉の縁は僅かに波状になっているようですが、全縁とされているようです。(いくつか画像を見て回っても、同じような様子をしているのでこういうものなのだろうと思います。)
また、写真で縁の辺りをかなりよく見ると細かな毛があるように見えます。
その点はさておき、とりあえず両面とも無毛です。
茎は這いまわっています。
水のあるところでは茎が浮くようです。(後日、画像を入れ替えました。以前のものは茎が浮いた感がいまいちの写真だったので。)
果実の様子。花の時にもあった腺体が付いています。
先端に萼片が残っています。
果実の長さは写真のもので約2cm、果柄は2.5cmほどでした。周辺にはもう少し長いものもありました。
-------
(2018年5月下旬、以下2枚)
初夏の様子。
水が少ないですが、茎が這うように伸びています。