カワラヨモギ Artemisia capillaris
海岸の砂浜に咲いていたカワラヨモギ。
花を咲かせている茎と、葉だけの茎に分かれています。青々とした葉の様子がとても綺麗です。
花自体はあまり目を引くようなものではなく、いかにもヨモギという感じです(笑)
頭花は周囲に雌性花、中に両性花があるようです。
総苞を入れた頭花の長さは2.5mmから3mmはない程度。
定規にも付着してますが、風媒花なので花粉がけっこう舞いました。
花を咲かせている茎では葉がほぼ枯れているようでした。
海岸のものはこうして倒れるように広がったものが多いようですが、名前のように河原などで見かけるものは直立しているらしいです。
葉だけの茎は短くてこんもりとしている。
葉は羽状に裂け裂片は細い。(花を咲かせる茎につく葉はもっと細いらしい。)
茎などには毛が多くみられます。
花を咲せていなかった株。
なんだかちょっとした盆栽のようです。