不明のハギ Lespedeza sp. (ニシキハギ?)
道路沿いの土手に見かけたハギの一種。
7月中旬にしてすでにピークのような咲きっぷりです。
葉腋からも花序は出ていますが、枝先に大きな花序が垂れ下がり咲いています。
下の方の花序は小さく葉より短い。
竜骨弁は翼弁より少し長い。
竜骨弁の色は白っぽい。
旗弁の後ろは白っぽい淡紅色。
萼歯が寄っていてわかりづらいですが蕾の方で確認すると、萼歯の長さは筒部より長い。
下側からみた萼の様子。
横からの花の長さは、萼をいれて1.2cmくらい。
旗弁の縦の長さは7mmほど。花自体の長さは約1cm。
枝先の花序の軸の様子。多数分岐し白い伏した毛が密生している。
3出複葉で小葉の先は尖っている。
大きめの葉を測ってますが、頂小葉の長さは8cmくらい。
葉の表面には伏した細かな毛が生えている。
その裏側。葉軸に毛がある。
葉裏にも伏した毛が生え、主脈上には斜上した少し長めの毛がけっこう密に生えている。
頂小葉の基部(裏側)
葉柄基部の様子。枝に伏した毛が生えている。
株立ち状になっていて、幹はしっかりある。
といった様子でした。ニシキハギは変化が多いらしいので(そもそもがビッチュウヤマハギが元の雑種?)、葉先以外はほぼ一致することからするとニシキハギなのかなぁとは思うものの、難しいところです。(タイトルに「(ニシキハギ?)」と入れておくことにしました。)
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