ドクダミ Houttuynia cordata
道端で見かけるドクダミ科の花。全独特の匂いがありそちらに気が行きがちですが、花自体は綺麗な花だと思います。
日陰に咲く印象もありますが、日当たりのいいところでも湿り気がある程度ある場所ならよく育ちます。
真っ白な花弁状のものは総苞片。
基本的には総苞片は4枚が多いですが、3枚のものや5,6枚あるものもよく見かけます。
(2015年6月上旬)
このように八重咲き状になる、ヤエドクダミ(f. plena)という品種もあります。
この記事内の花は先ほどの八重を除いて全て家に生えるドクダミですが、家にももうちょっとでヤエドクダミという感じのものがありました。
2cm前後の穂状花序に、小さな花を多数咲かせます。
花といっても一つ一つの花には花弁も萼もなく雄しべが3本と雌しべ(花柱3)のシンプルな構造。
葉はハート型。
裏面は赤味がありました。
托葉の様子。葉は互生します。
(2016年7月下旬)
果実の様子。