イモカタバミ Oxalis articulata
公園や土手の草地で見かけるカタバミ科の花。
ムラサキカタバミ(O. debilis ssp. corymbosa)と違い、花弁は紅紫色をしていて、花の中心は暗紫色をしています。葯は黄色いです。
写真を見ると花糸が有毛のようです。(花柱にもある模様)
種子は普通つくりません。
花径は約2cm。
5月頃から花序を伸ばし多数の花をびっしりと咲かせます。
葉は3出複葉で小葉はハート型。
表面に伏毛があります。
裏面にも伏した毛が生え、黄褐色の腺点があります。
古い葉の裏には、さび病が出ていることが多い。
萼片の先端にも小点があります。
名前に「イモ」と付くのは塊茎をもつことからですが、花は綺麗なのに名前の響き的に損をしている気がします(笑)
また、どちらかというならこちらの方が「ムラサキ」なので、ムラサキカタバミとは名前が混同されやすいようです。
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