ムラサキカタバミ Oxalis debilis ssp. corymbosa
公園の片隅などでみかけるカタバミ科の花。
(2016年6月中旬)
よく増えるといいますが、身近ではあまり勢いのある株はみかけないようです。
(2016年7月上旬)
家のもあまり育ってくれません。原産地が南アメリカということで、うちのあたりは寒すぎるのかな?
花色はピンクで中心は淡い緑色。葯は白っぽい色をしています。
似た花としてよく名前があげられるイモカタバミ(O. articulata)は、全体に濃い紅紫色をしていて、中心は暗紫色です。葯の色は黄色。
どちらが「ムラサキ」という印象かというと、イモカタバミの方であり名前が混同されやすいです。
花序に花を複数付けますが、花をびっしりと咲かせるイモカタバミと比べると、株の勢いを考慮しても、基本的に花数は少なめなのかも。
ムラサキカタバミで画像検索しても、びっしりと咲かせているものは見当たらないようです。
葉は3出複葉で小葉はハート型をしています。
葉の縁や表面に橙黄色の腺点があります。
葉の裏にも同じように腺点があります。伏毛も多いようです。
萼片の先にもありますが、小花柄にも少しあるようです。
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