Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ムラサキカタバミ Oxalis debilis ssp. corymbosa

花の写真1

公園の片隅などでみかけるカタバミ科の花。

 

花の写真2

(2016年6月中旬)

よく増えるといいますが、身近ではあまり勢いのある株はみかけないようです。

 

花の写真 鉢植え

(2016年7月上旬)

家のもあまり育ってくれません。原産地が南アメリカということで、うちのあたりは寒すぎるのかな?

 

花の様子

花色はピンクで中心は淡い緑色。葯は白っぽい色をしています。

似た花としてよく名前があげられるイモカタバミ(O. articulata)は、全体に濃い紅紫色をしていて、中心は暗紫色です。葯の色は黄色。

どちらが「ムラサキ」という印象かというと、イモカタバミの方であり名前が混同されやすいです。

 

花序

花序に花を複数付けますが、花をびっしりと咲かせるイモカタバミと比べると、株の勢いを考慮しても、基本的に花数は少なめなのかも。

ムラサキカタバミで画像検索しても、びっしりと咲かせているものは見当たらないようです。

 

葉の様子

葉は3出複葉で小葉はハート型をしています。

 

葉表

葉の縁や表面に橙黄色の腺点があります。

 

葉裏1

葉裏2

葉の裏にも同じように腺点があります。伏毛も多いようです。

 

萼片の様子など

萼片の先にもありますが、小花柄にも少しあるようです。

 

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