シャグマハギ Trifolium arvense
道路沿いの緑地帯で見かけたマメ科の花。
萼の裂片は長く紅色を帯びていて白い毛が目立ちます、全体的に見ると褪せた感じの紅色をして見えます。
その間に隠れるように小さな蝶形花が見えます。花後のものはやや薄紅色をしているようですが、開花しているものはほぼ白いようです。
ところでシロバナシャグマハギ(f. albiflorum)という品種があるようなのですが、それがこうした白色をした花のことを指すのか、情報が全く見当たりません。白花品種なので、おそらく萼などは緑色なんじゃないかと勝手に想像しますが、とりあえず今回白花品種については考えていません。
花序を下からみた様子。
花序は写真のもので2cm程度。
葉は3出複葉。写真のもので頂小葉の長さは1.4cmくらい。
小葉の先は尖っていないようでした。
尖るという情報もあるようで、なんとなくのピックアップで撮ったのを後悔してますが、この写真は中間に付く葉。もしかしたら上部の葉では尖るのかな?・・・最初の方の花序とともに写る葉は尖っているように見えます。(下の方に追加画像有り)
両面とも有毛。
茎や托葉の様子。
葉柄は上部のものはかなり短く、下のものほど長めの傾向。
株元の様子。
この一角でしか今のところ見かけたことがない花です。
(追加画像)
(翌日追加、以下3枚)
やっぱり上部に付く葉は先が尖っていました。
中間くらいでも先が尖っているものはけっこうありました。
下部に付く葉は尖っていないものがありました。絶対にそうというより、そういう傾向はあるようでした。