キショウブ Iris pseudacorus
水深の浅い溝などで見られるアヤメ科の花。
花は外花被片3内花被片3と花柱が花弁状に変化したもの3で構成されています。
大きな外花被片の基部には蜜標があります。
花を見ていると実際にハナバチが飛んできて何の迷いもなく蜜標の位置から花の中に体を突っ込んでました。まったくもってなんてうまいこと出来てるんだろうと思います。
上から見て、外花被片の合間にある小さなものが内花被片。
外花被片と同じ配置にある長いものが、花柱が花弁状に変化したもの。
この写真だと先端が2つに裂けた間あたりに柱頭がありますが色が同じなので見づらいです。
花弁状になった花柱に納まるように雄しべの葯が見えています。
花は一つの花茎に代わる代わる咲きます。
中央の脈が隆起している。
葉を日に透かすと斑点が見えます。
反対側から見た様子。
葉は広めのものを測って3cm弱でした。
株元付近の様子。
(2018年6月下旬、以下2枚)若い果実の様子。
果実は垂れ下がっていました。
果実の長さは長かったもので、6cmちょっと。
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