ナツハゼ Vaccinium oldhamii
林の縁に見かけたツツジ科落葉低木の花。
総状花序はほぼ水平に横に伸びています。
花冠の色は、黄緑色にやや赤色を帯びたものからほぼ真っ赤というものまであるようです。
雄しべと雌しべは花冠より短く横からだと見えない。
暗くて綺麗に撮れませんでしたが、花序の軸や花柄、萼などに腺毛が生えています。苞葉にもあるようです。
葉は全縁で楕円形~卵形といった感じ。
葉の縁には粗い毛が生えています。腺毛が混じることもあるようですが、この写真ではあるかどうか微妙です。葉の表面の毛も雨で濡れていて分かりづらいです。
葉の裏の葉脈上に腺毛がある。
若い枝や葉柄も有毛で腺毛が混じっているようです。
株立ち状に幹が複数出ています。
(2015年8月上旬)
写真のものはまだ熟してない若い果実ですが、果実は秋に黒く熟し食べられます。
(追加画像)
(9月上旬、上2枚追加)
まだ熟しきってないものが多いですが、一部熟して黒くなったものが見られるようになりました。
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(10月上旬)
黒く熟したものや熟す手前のものなど果実の色の変化が美しい。
(2018年5月中旬)花冠の外側が全体的に赤い花。
昨年載せた株は残念ながら伐採されてしまっていました。別場所での花の様子です。