センダン Melia azedarach var. subtripinnata
街路樹などで見かける落葉高木の花。
本来の分布は伊豆半島以西と暖かい地方らしいですが、けっこう種子が発芽しやすいのか、あちこちで若い苗木状態のものも見かけます。
5月後半あたりから、集散花序をだし多数の薄紫色の花を咲かせる。
(2016年5月下旬)
写真ではその良さが全く出ていませんが、離れてみると木全体が薄紫色に霞がかったように見え綺麗です。
写真のものはちょっと多いですが、花弁は5枚。雄しべの紫色をした花糸が合着し筒状になっています。
花径は手を伸ばして測ってみましたが、2.5cmほどでした。
葉は2,3回羽状複葉。
樹皮は縦に割れる。
若い幹の樹皮。
(2015年11月下旬)
果実は核果。秋~初冬に黄色っぽく熟したものが見られます。
(追加画像)
自然発芽していたもの。高さは50cmくらい。