Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ハマボッス Lysimachia mauritiana

花の写真1

海岸方面で見かけるサクラソウ科の花。

 

全体像1

わずかな岩の隙間からでも生えています。ときに海岸近くのアスファルトの縁石沿いにも見られます。

 

花の写真2

茎上部の葉腋に花を付けます。花冠は5つに深裂。

 

4裂の花

たまに4裂もあるようです。

 

花径

花冠は約1cm。もうちょっとよく開いたものならもう少しありそう。

 

葉の様子1

中間の葉。

 

葉の様子2

下部の葉。

葉には少々厚みがあります。

 

葉裏の様子

葉の裏の様子。無毛で葉の縁は外側(裏側)に少し巻く感じ。

 

茎や葉

葉の付き方は対生。

 

株元の様子

株元から多数の茎が出ている。

 

花の写真2

名前の由来は、仏具の「払子(ほっす)」からだそうですが、まったくぴんときません(笑)花の様子でなく果実の様子からだという説もあるようですが、払子が白い毛でないものならそちらの方がまだちょっとイメージできなくもないかも。

 

全体像2

(2016年6月上旬)

でも、果実の写真も過去に撮ったことあるはずですが、探しても出てきませんでした。またそのうち追加したいと思います。

 

花の写真3

(2016年5月下旬)

 

(追加画像)

果実の様子

(7月下旬)

まだ咲いているものもちらほらあったりしますが、ほとんどは果実になっていました。

「払子、払子」と思ってみたせいか、その場では払子感がある気がしました(笑)払子でなくても、なにかそういう仏具を連想させるようなそんな感じというか。

あらためて見るとそうでもないんですが(笑)

果実は蒴果で熟すと上部に穴が開きます。