ハマボッス Lysimachia mauritiana
海岸方面で見かけるサクラソウ科の花。
わずかな岩の隙間からでも生えています。ときに海岸近くのアスファルトの縁石沿いにも見られます。
茎上部の葉腋に花を付けます。花冠は5つに深裂。
たまに4裂もあるようです。
花冠は約1cm。もうちょっとよく開いたものならもう少しありそう。
中間の葉。
下部の葉。
葉には少々厚みがあります。
葉の裏の様子。無毛で葉の縁は外側(裏側)に少し巻く感じ。
葉の付き方は対生。
株元から多数の茎が出ている。
名前の由来は、仏具の「払子(ほっす)」からだそうですが、まったくぴんときません(笑)花の様子でなく果実の様子からだという説もあるようですが、払子が白い毛でないものならそちらの方がまだちょっとイメージできなくもないかも。
(2016年6月上旬)
でも、果実の写真も過去に撮ったことあるはずですが、探しても出てきませんでした。またそのうち追加したいと思います。
(2016年5月下旬)
(追加画像)
(7月下旬)
まだ咲いているものもちらほらあったりしますが、ほとんどは果実になっていました。
「払子、払子」と思ってみたせいか、その場では払子感がある気がしました(笑)払子でなくても、なにかそういう仏具を連想させるようなそんな感じというか。
あらためて見るとそうでもないんですが(笑)
果実は蒴果で熟すと上部に穴が開きます。