メキシコマンネングサ Sedum mexicanum
道端に見かけるベンケイソウ科の花。
まだ咲き始めたばかりで、蕾がほとんど。
花径は1cm弱。似た花のツルマンネングサより少しだけ小さめ。
茎の先に水平に広がるような花序をつけます。
写真のものでは、花序ははじめ4分岐してさらにその先で2分岐しています。
写真上の方の花は花弁が6枚あり雄しべも12本ありますが、通常は花弁5で雄しべは10本。
開花時に立っている雄しべ5本の他に、はじめは花弁に収まるように寝ている雄しべ5本がありますが、後から立ってくるのかなと思います。
家のグラプトペタルムでも同じような状態が見られましたが、それがどういう意味を持つのかはわかりません。
葉は細く、花を咲かす茎に付く葉は互生しています。
花をつけていない茎につく葉は4~5枚が輪生しています。
(2016年6月中旬)果期の様子。
果実は袋果。花を咲かせた茎は枯れるようです。
似た花には、ツルマンネングサ(走出枝が出る)やコモチマンネングサ(葉腋にむかごができる)などがあります。どちらも葉がメキシコマンネングサのように細くはありません。
(追加画像)
記事投稿から3日後のだいぶ増えた花の様子。
さらに2日後。満開になっていました。
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