クスダマツメクサ Trifolium campestre
道端に咲くマメ科の花。ややこんもりとマット状になり、黄色の花をたくさんつけます。(写真はまだ咲き始めで花が少ないですが)
似た花のコメツブツメクサがややピークを過ぎ始めたころ、入れ替わるように花が目につくようになってきます。
小さな花の集まりですが、花序全体で幅8mm程度。
花序はやや縦長になり、先端まで咲いたもので長さは1.3cmくらいでした。
最初に咲き始めた下の方の小花から下を向いてます。
こちらはコメツブツメクサとの混生している様子ですが、もちろん花序の大きい方がクスダマツメクサで、こうして一緒に咲いているとその差は歴然。
3小葉ですが、頂小葉の柄がはっきりあります。
まだ見たことがないですが、似た花にテマリツメクサ(T. aureum)があり、そちらはこの柄がないようです。
葉は両面ともほぼ無毛でした。
托葉の様子。
裏側からみると、葉柄の一部と托葉が合着しています。
(2016年5月下旬)
花が咲きそろうとコメツブツメクサより大きいこともありいい感じなので、そういう写真がないかと探しましたがありませんでした(苦笑)
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