チゴユリ Disporum smilacinum
明るい林内でみかける花。草丈は15cm程度で小さいことから「稚児(ちご)」とつきますが、ユリ科ではなくイヌサフラン科。
花径は写真のよく開いている花で3cm程度。花被片は長さ1.2~1.6cm程度とされているようです。
ホウチャクチゴユリというチゴユリとホウチャクソウの交雑種があるそうですが、ホウチャクチゴユリはホウチャクソウに似て草姿が大きく、葉の葉脈が目立ち、花はチゴユリに似るものの大きめであまり開かないというものだそうです。
雄しべが6つで雌しべが一つ。
種子のほか地下茎で増えるようで、たくさん群生していることが多いです。
(2016年5月下旬)
俯いている花が多いですが、たまに横向いているものもあって撮りやすいのでありがたいです(笑)
(2015年10月下旬)果実の様子。