ブタナ Hypochaeris radicata
土手の草地などでよく見かけるキク科の花。花だけみるとちょっとたんぽぽに似ていますが、丈は普通に4,50cmはあり、ずっと高いです。
場所によってはけっこう咲き出しているところもありますが、この場所ではまだ咲き始めたばかりで花は少ないです。
花(頭花)はだいたい3cm。以前に載せたヒメブタナとくらべると3倍くらい大きい。
総苞片の縁に毛があります。ごく僅かにあるかないか程度だったヒメブタナと比べて明確に毛が生えていて、総苞もどっしりと幅がある感じ。
花茎には鱗片状の小さな葉のようなものが疎らについてます。
まだ花が咲きそろってない時期なので蕾の写真ですが、花茎はいくつかに分岐もします。
株元に葉が広がっていますが、ヒメブタナと違って下部の茎を含め毛が多い。
両面とも白い毛が密生しています。
(4月中旬、別な場所)
花が出てくる前のロゼットの様子。
(2015年5月中旬)
土手に群生する姿がいい感じです。
(追加画像)
(5月下旬、以下3枚追加)
まだまだ花はたくさんですが、綿毛姿のものがちらほら。
痩果の様子。
冠毛の様子。羽状に細く枝分かれしている。
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