オオマツバウンラン Nuttallanthus texanus
河川沿いの土手で見かけるオオバコ科の花。
先にあげたマツバウンランとは花の色といいますか、模様が違います。
オオマツバウンランは写真のように、血管のような紫色の筋がよく目立って見えますが、マツバウンランの花は下唇中央の盛り上がった部分が白い色をしていて、筋はあまり目立ちません。。
混生していたのでちょっと茎を引き寄せつつ、並べて撮りました。
花の大きさも一般的にはオオマツバウンランの方が大きいですが、けっこう大きめのマツバウンランもあるので、小さめのオオマツバウンランと大きめのマツバウンランとだと大きさの差があまりないかもと思います。
花は平均的な花で、距を除いて1cmちょっと。
距は8mmくらい。距の長さは見た目にもオオマツバウンランの方が長いです。
終わりかけの花は筋が薄くなり全体に白っぽく見えます。
測ってないですが、茎の太さはオオマツバウンランの方が太いと思います。
定規はマツバウンランの時と同じで目安的に置いただけですが、地際から出る走出枝の葉などの様子もオオマツバウンランの方が大きい。
マツバウンランと同じで風に揺れる姿が可愛らしいですが、花にふわふわ感があって優し気な雰囲気を感じました。
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