Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

オニグルミ Juglans mandshurica var. sachalinensis

遠目に見た雄花花序

河口付近の川沿いでよくみられる落葉高木。ちょっと前まで白っぽく見える枝だけで寒々しい感じだったのに、いつの間にか葉が展開しはじめてるな~と。よく見てみると雄花花序もぶら下がり出してました。

 

雄花花序1

花序の長さは写真のもので17cmくらい。風媒花。

 

雄花花序2

よく見えてませんが、一部白くなってるのは花が開いているのかも。

 

雌花花序

(2016年4月下旬)

昨年の写真になりますが、雌花花序。雄花と違って赤い色をした柱頭が目立ってなかなか綺麗です。

 

樹皮の様子

樹皮の様子。縦溝が深くて影が出来ている。

 

若い果実

2015年5月下旬の様子。

まだ柱頭が残る若い果実。

 

充実してきた果実

2015年6月下旬。少し充実してきた果実。

 

苗木状態の小さなもの

2016年7月中旬。けっこう周辺には苗状態のものが出ています。

 

次のも同じときの写真ですが、

真っ白な茎葉1

アルビノのようです。

 

真っ白な茎葉2

完全に葉緑素がないようで、茎も葉も真っ白でした。

なんとも神秘的ですが、光合成が出来ないため種子内の栄養分を使い果たした時点で枯れてしまうようです。実際、その後枯れてしまっていました・・・。綺麗と感じる気持ちと同時になんとも切ない気持ちになりました。