タチタネツケバナ Cardamine fallax
湿地に育つアブラナ科タネツケバナ属の花。ちゃんと咲いてない状態でしたが、今回はじめて気づいた花。草丈はたしか30cm程度だったかと。
(開いている様子の追加画像。この写真は後日追加した別の場所での花。後半にその時の他の画像も載せました。)
よく枝分かれして直立しています。
名前に「タチ」とつくのは、別にタネツケバナが寝ているわけでもないのに変な気がしてましたが、タネツケバナより高くしっかり立っている様子からなのかな?とたぶんですが、実物を見てそう思いました。
さっきの全体像の写真で見ると茎上部での小葉は線形のような細い葉をしていましたが、このあたりの葉は、ほぼ3つくらいに切れ込んでます。
こちらは別の株の活きの良さそうな葉ですが、こちらでは小葉は5裂しています。葉の付く位置によって変わるようです。
特徴としては、側小葉の基部に托葉状の付属物があることと、頂小葉は側小葉と比べてあまり差がないこと。
茎に毛がけっこうあります。
根生葉はほぼ枯れかかってましたが、こんな感じ。
最初の花よりずっと丈の低いもの。こっちが普通なのかわかりませんが、根生葉がよく広がっています。
まだ果実をつけたものは見ることが出来ませんでした。またちゃんと花もみたいのでそのうち確認してみたいと思います。(わすれなければ(笑))(下に画像追加済み)
(追加画像)
案の定、すっかり忘れていましたが、別の場所でたまたま見かけたのであらためて撮りました。
雄しべ6つ雌しべ1つ。
花径は5mm程度。
萼片に少々毛がみえます。
果実(長角果)は無毛。
花序の軸は無毛。
茎は有毛。
中間~下の方の葉。小葉の柄の基部に托葉状の付属物。
今回みた方が大きくて40cm以上はあったかと思います。
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