マツバウンラン Nuttallanthus canadensis
川沿いの土手なんかでよく見かけるオオバコ科の花。
このときは草丈は10~20cm程度が多かったですが、もう少し高くもなります。
穂先に咲く小さな紫の花が、風に揺れる姿は可愛らしいですが、写真に撮るには無風じゃないと困る花です(笑)
この日は風が強かったので一本だけ指で軽く押さえつつ何枚も撮りました。
花の後方にはごく細い距がありあます。
茎には小さな線形の葉がついています。
そのあたりが「マツバ」とつく所以。後半の「ウンラン」は、秋に海岸で咲くウンランと花の形が似ていることから。
株元あたりには走出枝が出ていて直立した茎につく葉とは全く違い、これだけ見てると雰囲気はまるでセダム類のなにかが生えているかのよう。
オオマツバウンランとマツバウンランの写真。(2016年4月の写真)
似た花にはオオマツバウンランがありますが、この写真のように同じところで混生していることもあり引き寄せて撮ったものです。
(追加画像)
やや大きめの花ですが、距を除いて8mmくらいでした。
(4月下旬)
(5月中旬)
まだ花は咲かせていますが、果実もだいぶ出来ていました。
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