Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

サギゴケ(ムラサキサギゴケ) Mazus miquelii

花の写真1

湿り気がある場所で咲くサギゴケ科の花。花期は4~6月くらい。

似た花にはトキワハゼがありますが、トキワハゼはあまり湿り気に関係なく畦からアスファルトの隙間までどこでも見かけ、花期も長く冬場を除いてどこかしらでは見つけられたりします。

 

花の写真2

Ylistによればムラサキサギゴケはサギゴケの別名となっていたので、それに合わせることにしてタイトルをサギゴケムラサキサギゴケ)としてますが、サギゴケという名前は以前は白花のものを呼ぶ名前だったし、ちょっと違和感あります。白いからこそ「サギ(鷺)」なんだし。

でももともと、学名では紫花が基本で白花がその一品種なのに、和名ではムラサキサギゴケがサギゴケの紫色の品種みたいな付け方になってたりで変だったんですが。

でも白い花も紫の花もまとめてサギゴケなようで?色合いが違うだけで品種として名前がついてることが多いスミレ類とはえらい違いです(笑)わからない理由がいろいろあるのかもしれませんが。

ちなみに、白いサギゴケの写真はページ下部の方にあります。

 

花の様子

下唇上には2つの隆起した部分があって毛が生えていて斑模様になっています。

 

腺毛

萼や花冠などあちこち腺毛が見えます。(翌日追加した画像)

 

花の長さ1

花の長さ2

今回咲いてたものは花の長さだいたい1.5cm。もう少し大きいものもあると思います。(下に追加画像)

 

匍匐枝

匍匐枝が伸びて増えていきます。(トキワハゼにはない特徴)

 

葉の様子

葉の様子。 

 

3月下旬のサギゴケ

2017年3月下旬はこんな感じでした。

 

花の写真3

花の写真4

そして現在。

花数がまだそろってないものの、正直花を見かけるようになるのは5月くらいかな~と思ってました。

なので先にトキワハゼを撮ってアップしようと思っていたのですが、思いのほか早かったです。

 

以下、白い花と桃色の花。

白花タイプ

昔、フリマで購入した白花のサギゴケです。(昔の写真から)

 

桃花タイプ

ついでに、こちらは花色からモモイロサギゴケと呼ばれるサギゴケ。(昔の写真から)

 

(追加画像)

花の長さ3

1週間後くらいですが、花も大きめのものが増えてました。

 

シーズンになり花数が増えた様子

数も増えている。

 

立ち上がり出した様子

5月上旬。張り付くように咲いているイメージが強いサギゴケですが、立ち上がってきたものが多くなりました。

 

立ち上がり時の高さ

高さは10cm弱。

 

夏の様子

(8月上旬)

この時期は花は全くなく這いまわった葉がびっしり。

 

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