ナガミヒナゲシ Papaver dubium
道端に見かけるケシ科の花。花はよく目立ち園芸植物のような存在感。
まだそれほど花を咲かせているものはなく、この写真のような冬越えのロゼット状態のものもよく見かけます。
花弁は和紙のような感じ。多数の雄しべに囲まれ、「米」←こんな感じの柱頭が目を引きます。
蕾は長毛の生えた萼片2枚に包まれていて、俯いています。
開花時にその萼片2枚は落ちてしまいます。
ボケた写真ですが、落ちてく1枚がたまたま蜘蛛の糸のようなのでぶら下がっていたので、まだ残っている萼片とともにちょうど撮れてました。
茎につく葉。
果実の形がバランス的に長いのが名前の由来。ほかの仲間は比較的でっぷりしている。
熟すと写真のように上部に窓が開いて、中の種子を散布します。
2015年4月の写真。
(追加画像)
(2017年4月下旬)