オオバクサフジ Vicia pseudo-orobus
道路沿いの林縁に咲いていた花。マメ科の花はヤブマメで今年は最後かなと思っていましたが、まだありました。というか、初めて見た花です。(初めてと思ったのに、過去の写真を探すとずいぶん昔に見たことがあったりする花もありますが(笑))
(・・・やっぱり初めてではありませんでした(苦笑))
葉に特徴があり、小葉は卵形で4~10枚と少なく先端は巻きひげになっています。
托葉はそれなりに大きくて目立ちます。また、茎などに疎らに毛があるようです。
ところで画像検索などでいくつか画像を見ると共通して節ごとに赤味を帯びているようなので、このあたりも特徴なのかも?
萼筒にも疎らに短い毛があり、小さい萼歯があります。
光がない日でも紫色系の花ってなんかいいです。身近で見られる仲間ではクサフジやツルフジバカマがありますが、花は似ていてもそれぞれ微妙に色合いには個性があり、オオバクサフジもまた綺麗でした。
(追加画像)
別の場所でのオオバクサフジ。そういえば昨年もここで見た・・・(笑)
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(2017年9月下旬、以下8枚追加)
花の長さは萼筒を入れて1.5cmくらい。
正面からの花の幅は8mmくらい。
萼歯は5つで上側から2つ見え、両サイドに1つずつと下側に1個あります。
短毛が散生しているようです。
大きめの小葉で長さ約5cm。
幅は3cmくらいありました。
葉表はほぼ無毛。ごく疎らにある程度。
葉裏の毛も散生程度。
托葉の様子。
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