ヨウシュハッカ Mentha arvensis
道端の草地に見られるミントの一種。「ハッカ(ニホンハッカ)」(ページ下部にリンク)との区別がちょっとややこしいです。
葉腋から花序がでて淡い紫色の花が固まって咲きます。
ヨウシュハッカの特徴の一つは、萼歯が正三角状でハッカのように細く尖らないことのようです。
また、葉は卵型~長楕円形という感じでハッカほど細長い感じがありません。葉柄も花(仮輪)より短い。
低い鋸歯があります。
葉の裏の腺点はハッカより少な目でしょうか。
香りはハッカの方がすっきりした香りで、ヨウシュハッカはなんというか濃い感じの香りに感じます・・・(表現がわからない(苦笑))
茎の様子。
葉の大きさが上部までほぼ揃っていることや、節間が詰まっていて間延びした感じがないことも特徴のようです。
というわけで、単純に萼歯、葉の様子などなどからヨウシュハッカとしていますが、ハッカ類は日本はもちろん世界各地で古くから栽培されてきた経緯もあり個体差に変種に交雑種といろいろで、見分けは難しいことが多いようです。
(以下2枚、昔取った写真)
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