Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

イタドリ Fallopia japonica var. japonica

雄花の写真

道端に生える大型のタデ科の植物。花期は秋とされていることが多いようですが、6月から咲いています。その後7月くらいには草刈りされてしまいますが、8~9月に再度伸びたものが花を咲かせています。

 

雄花花序

その6月に撮った写真。雌雄異株でこの写真と1枚目の写真は雄花です。雄しべが長く伸びていてよく目立ちます。小さくてもよく見ると綺麗な花です・・・とタデ科のときによく同じことを書いているかもしれません(笑)

 

雌花花序

こちらは9月。雌花の花序です。上向きになっている花序もありますが、全体的には雌花花序は下に、雄花花序は上に向いていると思います。

 

雌花

花柱が3つに分かれて柱頭は房状に裂けてみえます。雌花とはいいますが、短い雄しべがあります。(逆に、雄花には短い雌しべがある)

雄花、雌花とされているので退化しているのだろうと思います。

 

葉の基部

葉の基部が切形になるのがイタドリの特徴です。

ところが周辺にほとんどの葉の基部が心形になっているものがあり、それがオオイタドリなのか悩み中です。

心形に見える葉のやや「谷折り」になっているのを平らにしてみるとほぼ切形でした。

 

(追加画像)

果実

9月後半。果実がわんさかなっていました。