センニンソウ Clematis terniflora
林縁などに見られるキンポウゲ科の花で、花がびっしりと咲くのでなかなか見ごたえある綺麗な花です。
花弁に見えるのは萼片で十字型の花をしています。
道路の植栽を覆うように咲くセンニンソウ。
葉は3~7枚の奇数羽状複葉ですが、小葉の出る間隔が間延びしていて様子が分かりづらい葉をしています。
2015年10月の写真。
果期の綿毛の様子を仙人の髭などに喩えたのがその名の由来。果実に穴が開いてるものが多いですが、好んで食べる昆虫がいるかな~と思います。その虫にとっては秋の味覚といったところなのかも。
(追加画像)
(2017年7月下旬)
海岸で見かけたセンニンソウ。
見た目に大きかったので測ってみたところ、5cm程度ありました。
こちらは花径が5cm以上ある。
昨年分では花径を測ってなかったのでよく見かける花の花径がわかりませんが、おそらく大きくても4cm程度かと思います。
(追記: おそらく咲き始めは大きい花が咲く傾向があるのかも。)
(2017年8月下旬、以下4枚追加)
こちらも海岸で咲いていたものですが、花の密集度がずいぶんと高い変わった感じのもの。
蕾の様子を見ても、花序の柄が短いからか密集度が高いのがわかります。
花も大きいもので2cmほどしかありませんでした。
(9月下旬)若い果実。表面には毛が生えています。
(8月下旬、以下3枚追加)
変わった切れ込みがある葉。
(9月下旬)こちらも変わった切れ込みの葉。
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