ベニバナボロギク Crassocephalum crepidioides
道端に所々で見られる、草丈30~80cm程度のキク科の花。
舌状花はなく筒状花の集まりで、その筒状花の先端をよく見るとほんのり紅色。
花は下向きに咲きます。
先の方だけ色づいた細い総苞外片。
横向きに咲いていた花。2裂した柱頭が多数出ていますがこのあたりも紅色。地味な花に入るとは思いますが、いい色してます。
葉は茎の上部、或いはこの写真のような小型のものでは切れ込みがないものもある。
良く育ったものでは羽状に裂けます。
飛んでいかずに自身にまとわりつくような感じで、ドロンと煙が出たかのような豪快な綿毛姿をよく目にします。
冠毛は白色で綺麗と思うのですが、ボロ(襤褸)はあまりいい意味で付けられた名前でもないですね。
似た花には同じく「ボロ」とつくノボロギクやダンドボロギクがあります。
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