キバナノマツバニンジン Linum medium var. medium
日当たりのいい草地に咲くアマ科の花。
その昔、見かけた場所は整地されてしまったので、それ以来ずっと見かけることもなかったのですが、久しぶりに見ることが出来ました。
花が咲く時間がとても短い花で、よく晴れた日の午後に2時間程度?だけ咲くようです。
背景に紛れて花の咲いていない株なので余計見づらいですが、草姿。
茎の途中から多数枝分かれし、線の細い草姿をしてます。
(周辺の三つ葉は昨日の載せたネコハギの葉。)
株元の様子。同じ付近から数本出て束生してました。
葉の様子。互生する細い葉が多数ついています。
内側の萼片には縁に腺毛があるのが見えます。
ニンジンにも似てないし、松の葉っぽくもないしでなんとも不思議な名前ですが、同じアマ科アマ属のマツバニンジンという淡い紅紫色の花が元になって付いた名です。
(追加画像)
(2017年8月中旬、以上3枚追加)
日当たりも微妙な林の中で見つけた小さなもの。
一瞬、サイズ感的にコケオトギリでも生えているのかなと思いました。
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(2018年7月中旬、以下5枚)
花径は約8mm。
花弁、雄しべ、花柱ともに5。
よく砕石を敷かれたところで見かける気がします。
今回のものは葉が閉じていました。
気温や乾燥と関係があるのでしょうか。