ハマナデシコ Dianthus japonicus
海岸の岸壁や岩場などに咲くナデシコ科の花。
海が近い道路の縁石沿いなどにもたまに見かけることがあります。
苞の先が尾状に長くなるのが特徴の一つで、似た花でヒメハマナデシコでは尖った部分は短い針状です。
花径は1.5cmほどで大きくありませんが、たくさんの花を付けます。
過酷な生育環境に育つので、茎も葉もとてもしっかりしています。光沢のある葉は触ってみるととても硬いです。
株元で多数分岐している。
写真は6月でまだ咲き始めたところですが、秋くらいまで咲きます。
周辺に見える葉はラセイタソウ。
ナデシコ科の花は綺麗でかつ強い花が多いというイメージを持っていますがこの花も例に漏れず、海岸という過酷な環境でも力強く花です。