シラカシ Quercus myrsinifolia
林縁などでよく見かけるブナ科常緑高木。ドングリシリーズの6つ目。
少し前に撮ったものですが、台風などもあったので葉も果実もけっこう落ちてしまっていました。
かなり大きくなる樹木ですが、生垣など庭木としても植えられていることも多いようです。
堅果は長細いタイプ。
(8月中旬)
まだ堅果が育つ前の若い果実の頃はまだ殻斗に収まっていてこんな感じでした。
堅果の長さは写真のもので1.5cmほど。
径は8mmくらい。
堅果を落としたあとの殻斗。
殻斗は横縞タイプ。
散っていた葉ですが、葉の様子。
鋸歯は浅いので遠めにはあまり目立ちませんが、葉身の先端から2/3ほどまであります。
葉身は十数センチになるようですが、7~8cmかもっと小さいサイズが多いようでした。
葉表は無毛のようです。
葉先が少し尾状に伸びています。
裏面もほぼ無毛。
基部は楔形。
幹の様子。幹の径は写真のもので45cmくらいです。樹皮は皮目がたくさん並んでいます。コナラなどのように目立つ縦割れはなく、全体的には滑らかな印象かな。
名前の由来はアカガシより材が白っぽいということのようです。
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