江戸絞り(ヤマハギ園芸品種) Lespedeza bicolor 'Edo-Shibori'
公園や庭などに植えられるヤマハギの園芸品種とされるマメ科落葉低木。
タイトルに入れた学名の園芸品種名が'Edoshibori'とされていることもあるようで、正式がわかりませんが、'Edo-Shibori'としておきました。
旗弁は白色で紅紫の絞りが入ります。翼弁も紅紫色で、竜骨弁の先は淡く紫色になっています。
(2016年6月下旬)
昨日、ミヤギノハギをあげた流れでこっちも上げて置こうと思い、今頃載せていますが、花期の始まりは早く6月中には咲き始めます。
葉腋から同じ位置に付く葉より長く総状花序を出しますが、枝の先端にある花序は複総状花序になっているようで、かなり花が固まって見えます。
竜骨弁は翼弁より少しだけ長い。
こちらの写真の花は、昆虫が来訪したあとかなと思いますが、竜骨弁の間に収まっている雄しべ雌しべが外に出ています。
花の長さは、萼筒のお尻から竜骨弁の先までで1cmちょっと。
上側の萼歯はヤマハギのように浅く2裂しています。
下側の萼歯の様子。筒部と同じか短いくらい。
萼の基部に1対の丸っこい小苞があります。
葉は3出複葉。小葉の先はあまり尖らないで丸い傾向。
葉表はほぼ無毛。主脈上やその他部分にもですが、かなり疎らとはいえ短い毛が生えていることは生えてます。
裏面は全体に伏した短い毛がたくさん見えます。
葉柄基部には細い長三角形といったらいいのか、小さな托葉が1対あります。
幹の様子。
果実はあまり付きませんが、豆果ができます。長さは1cm弱でした。
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