キバナコスモス Cosmos sulphureus
主に園芸植物として栽培されるキク科コスモス属の花。
写真は昨年育てた花のこぼれ種が育ったものを鉢に植えたもの。
(2016年10月下旬)
こちらはあぜ道で見かけたものですが、花びら(舌状花)が半八重のもの。一重のものよりこういったタイプの方がよく見かける気はします。
(2007年8月上旬)
花色はオレンジ系をよく見かけますが、この写真のように赤系の園芸品種もあります。(昔育てたもの。)
名前のように黄色の花もありますが、意外と見かけない感じ。
舌状花は無性花なので雌しべなどがみられません。
筒状花の花冠の先は5裂していて、毛が生えているようです。
雄性期の筒状花は葯が合わさってできた葯筒が見えます。一つ前の写真だとわかりますが、合わさり具合から雄しべは5本のよう。
代わって葯筒の間から先が2裂した雌しべが出てきている雌性期の様子。
舌状花の先端は3裂。
総苞片は内外8枚あり、内側のものは膜質のような感じ。
葉は2回羽状に裂けています。
葉表はほぼ無毛。縁にごく短い毛が散生しているようです。
葉裏もほぼ無毛。
葉柄にわずかに毛がありました。
茎にも毛がわずかに散生しています。
(2016年7月下旬)
昨年の写真をみると今年のものよりだいぶ多いようで、全体的に毛の様子には量も長さも個体差があるようです。
(2016年9月上旬)
果実(痩果)は黒っぽく熟し、先端には冠毛が2本あります。
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