エンジュ Styphnolobium japonicum
道路沿いなどで植栽されたものを見かけるマメ科落葉高木。
枝先にとても大きな円錐花序を出します。全体の色の印象は黄緑がかったクリーム色といった感じなので大きさの割りに花としては目立たない感もあります。
旗弁は白色で中心が黄色をしていて、強く反り返っています。竜骨弁は突き出すように長いようです。
萼筒の先は浅く裂けています。
花が落ちやすいようで下にはたくさんの散った花が。
咲いている花では旗弁が反っていて見づらい萼の上側の様子。
下からみた萼の様子。微毛が生えているようです。
葉全体の写真が失敗していたのでありませんが、他の写真でもわかるように奇数羽状複葉。写真は小葉の裏側の様子。
葉裏はやや白っぽく見え、小葉の柄から主脈にかけて褐色を帯びた長めの毛が目立ちます。柄の真裏には毛がないようです。
小葉の柄の表側には短毛があるようです。裏側と毛色が違うような感じですが、天候がいい日にもう一度確認できたらしてみます。葉全体の様子も撮れてないし。
樹皮は縦に割れめが入っていました。
これはただのおまけですが、落ちていた裏返しになった花の様子。
なんだかイカに似ていると思いました(笑)
(追加画像)
(2007年8月上旬、以下3枚)
どこで見たのか覚えていませんがイヌエンジュの花が出てきたので、属は違いますがエンジュ繋がりで載せて置きます。
幹はエンジュと違い滑らか。
花は枝先に総状花序をいくつか出し、旗弁の斑紋が緑色。