Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

リョウブ Clethra barbinervis

全体像

林にみかけるリョウブ科落葉樹の花。

近づいたときに一瞬香りが漂った気がしたのですが、あらためて傍で嗅いでみても感じることができませんでした。

 

花序の様子

枝先に総状花序を数本出し小さな花を多数咲かせます。

花序の長さは写真のもので15cmほどでした。

 

花序の軸の基部付近の様子

写真のように数本の総状花序のそれぞれの軸ははっきりと分かれてないようで、くっつき具合は確認してませんでしたが、途中までくっついているような感じの円錐花序のようでそうでない変わった様子。

 

花の様子1

花冠が5深裂した白い花。

 

花の様子2

(2016年7月中旬)

雄しべ10個で雌しべが1個。葯がなんだかおもしろい形。

 

萼の様子

萼も5裂。萼、花柄ともに白っぽいクリーム色。

 

花径

花径は1cmくらい。

 

花軸

花軸に星状毛が密生しています。

 

初夏の頃の様子

(5月下旬)

花序が出始めた頃の様子。

 

葉の様子1

葉の様子2

葉は互生ということですが、枝先にまとまってつくタイプ。

 

葉の縁の様子

縁には鋸歯があります。

 

葉先の様子

葉先は短く尾状に尖っています。

 

葉表の様子1

主脈は赤味を帯びていて毛があります。はっきりしないですが一部は星状毛のように見えます。

 

葉表の様子2

別の葉ではほぼ無毛でした。

若い葉のうち全体的に星状毛があるタイプなのかな。

 

葉裏の様子1

葉裏の主脈上には少し長めの伏した粗い毛があり、脈腋あたりには星状毛がたくさんあるように見えます。それ以外の部分の細脈沿いにも星状毛らしきがあるようなないような。

 

葉裏の様子2

葉裏、縁の方。星状毛はあるようなないような感じではっきり見えませんが、おそらくあるにはあるのだろうと思います。

もっと芽だしの頃の季節にでも見てみたらいいのかも。

 

昨年の果実1

種子はすでにないですが、昨年の果実がまだけっこうぶら下がったままになっています。

 

昨年の果実2

果実は上を向いたり横を向いたりしています。

 

樹皮の様子

樹皮は剥がれ落ちてまだら模様になっています。

 

花の写真

写真で見るより実際は爽やかな印象で涼を感じます。

名前の由来は、漢字で書くと「令法」であり、その昔飢餓に備えて若葉を食用にできるリョウブを植えるよう令が出されたらしく、「令法(りょうぼう)」が転じて「リョウブ」になったというのが一般的なようです。

 

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