マサキ Euonymus japonicus
海岸方面に見られる常緑小高木(または低木)。斑入りの園芸品種など生垣などでもよく見かける樹木。
写真のものは海岸ではないですが海は近い川沿いで、樹高は4mくらいあるかなという感じ。
葉腋から集散花序をだし、淡い黄緑色を帯びた白っぽい4弁花を咲かせます。
写真のように、川沿いのマサキの花径は7mm前後でしたが、
こちらの海岸方面の植栽のマサキは次に測った画像もありますが、花が少し大きいようです。
花弁は丸みがあるものも多いですが、長いものもあります。
花径は1mm前後。
花序は葉と同等程度が多いですが、ときにかなり長いものもあるようでした。(陰になった部分に多い?)
また場所が変わって、こちらと下は家の鉢植えのマサキからの写真。
花径は川沿いのものと同じで7mm程度。
花後の様子。萼片は4。
(庭に生えてきたものを鉢にあげてみたもので、花の大きさも葉の大きさも海岸の植栽のものより小さいのですが、おそらく海岸方面の植栽のマサキの種子からの実生と思っています。というのはその昔、シャリンバイ、トベラと一緒にマサキを種蒔きし、先の2つは発芽したもののマサキだけ発芽がみられず、あきらめて庭に土を撒いたものが後になって発芽したものではないかなと思われるので。(庭木にマサキはないし、後にも先にもマサキが生えてきたこともありません。))
再び川沿いのマサキの葉の様子。
葉は革質で両面とも無毛。
若い枝は緑色をしています。
海岸の植栽のマサキ。さきほどの川沿いのマサキの葉身の長さを測ってなかったのですが、こちらの方が見た目に大きめ。
葉身は長めの葉を測って6cmくらいでした。
葉の幅は約4cm。
(因みに鉢植えのマサキは長さ4cm前後、幅は2.5~3.0cm程度。鉢植えのように根が存分に張れない環境なので参考にならないかもですが。)
川沿いのマサキの幹。樹皮は縦溝があります。
株立ち状になっていました。写真では感じませんが、樹高が4mくらいはあると思われるものなので、けっこう太いです。(測ればよかった。)
海岸の植栽のマサキ。けっこう下の方まで埋め尽くすように枝が出ています。
土の中を通って細い枝が出ています。写真の奥の方にメインの株元がありますが、縁の方はどういう状況でこうなっているかはわかりません。
鉢植えのマサキの株元。
(2015年11月中旬)
その海岸植栽マサキの果実。
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