ヤブコウジ Ardisia japonica

林の中に見られるサクラソウ科の常緑小低木。

葉は３～４枚輪生して付きます。

上部の新しい葉の葉腋あたりから花序が出て、花は俯き咲きます。

花冠は５深裂。

花径は１ｃｍ弱。

葉は光沢があり、縁には細鋸歯があります。

樹高？は１０ｃｍ程度しかないですが、下の方は地を這うように伸びています。地下茎で増えます。

（２０１５年１０月下旬）

果実は秋に赤く熟します。別名では「十両」とも呼ばれ、可愛らしい果実は正月の縁起物として観賞用にもされます。

ちなみに万両はマンリョウ（サクラソウ科）、千両はセンリョウ（センリョウ科）、百両はカラタチバナ（サクラソウ科）とされます。また、アリドオシ（アカネ科）を一両とすることもあるようです。

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