トキンソウ Centipeda minima
道端や畦、畑などに見かけるキク科の小さな植物。
葉腋に頭花をつけます。中心に集まっている先が4裂し先が暗紫色を帯びた筒状花が両性花。それらの周りに見えるさらに小さなたくさんの筒状花は雌花。
頭花は3mm程度とかなり小さいです。
葉には2,3対の鋸歯があります。
葉裏には少々微毛があるようです。
先端の方の茎。
下部の茎。
茎にも毛が生えています。
葉の付き方は互生ですが、最下部の方にある一部の葉は対生しているものもありました。全部が全部でないので、成長具合によって最下部の方ではそうなっているものもあるといった感じですが。
名前の由来は諸説ありますが、頭花を押すと黄色の果実(痩果)が出てくることから「吐金草」という説が有名です。