イヌガラシ Rorippa indica
道端に見かけるアブラナ科の花。
一か月ほど前に果実が2cm以上のナガミノイヌガラシ(f. longicarpa)をあげていますが、その後もどこで見かけてもまだ緑色の若い果実状態で2cm以上あるものばかりで、やっと2cmに満たないものに出会いました。
なので、分ける意味もないかな~と思い始めてきたころでしたが、一応載せて置きます。
あまり綺麗な状態でないですが、全体像。
花径は5mmくらい。
似た花のスカシタゴボウと比べると蕾は縦に長い形をしています。(萼片が細長い)
果実の様子はこれまで見てきたナガミノイヌガラシタイプと比べると見た目に太く短く、曲がったものも少ない印象でしたが、太さは短いことによる目の錯覚もあるのかもしれないし、あまり曲がらないのも短いのだから当然なのかも。
緑色の若い果実のときも似たような印象。
1.5cmくらいの長さの果実。
こちらは1.7cmくらい。
これも同じくらいですが1.8cmくらい。
どこかに長いものがあるんじゃないかと探しましたが、これが一番長いものでした。
先ほども書いたように、たしかにちょっとこれまでのものとぱっと見の印象にも差がありましたが、ナガミノイヌガラシの果実でも、まだ成長しきっていないものを測れば2cm以下なので、果実がある程度成熟したものがないと判らない、なんとも微妙なというかやっかいな見分けポイントだな~と思います。
ナガミノイヌガラシでも書きましたが、違いがそれくらいしかないのなら、イヌガラシの果実の特徴を2.0cmまでとしてしまっているからややこしいのであって、2.5cm程度までとすればいいだけのようなと思ってしまいます(笑)
とはいえ、株内に2cm以上の果実があるものばかりしか見つけられてなかったので、2cm未満のものも見ることが出来たのはなんか良かったかなぁって思いました。
葉もあまりいい状態のものがありませんでした。
一応基部の様子。
1対くらいだけ深裂した小さな裂片があった葉。
(追加画像)
(後日追加 以下7枚)
別の畦にもっといい感じのものがありました。(早まりました(苦笑))
果実の長さはすでに載せたものと同じ程度で印象も同じ。
花の様子。
上部の葉。
その基部。
中間くらいの葉。
下の方は葉がなくなっていました。
その基部。
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