オオバイボタ Ligustrum ovalifolium
海岸方面や河口付近で見かけるモクセイ科樹木の花。
円錐花序に花を咲かせますが、まだほとんど咲き始めで蕾のものが多いです。
花は白色で、先は4裂。
横からみると、雄しべの葯はちょっと見える程度。
花は正面からで8mmくらい。裂片は3mmくらいでした。
花の長さは裂片が反り返る位置で萼筒を入れて約6mm。花の筒部が裂片の2倍くらいあるらしいですが、だいたいそのくらいはあるようです。
葉は艶があります。形は楕円形~卵形という感じが多いようではありましたが、けっこう変化もあります。
たとえばこれなどは、かなり幅がある楕円形。
一つの木というか、枝内でもけっこう形がバラバラ。
葉の裏からみると葉脈が側脈までしっかり見えます。
名前は葉の大きいイボタノキという感じかと思いますが、イボタノキとは葉の質感といい花序の感じといいそれほど似てない感じです。香りは似てるかな。
(追加画像)
(6月中旬)
オオバイボタとアオスジアゲハ。
(6月中旬)
同じくオオバイボタにやってきたアオスジアゲハ。
(7月下旬)
(7月下旬)若い果実。
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