ノチドメ Hydrocotyle maritima
道端の芝のある場所に見かけたウコギ科の小さな花。
花弁の縁が淡紅色をしていて、可愛らしいかも。
この花弁のある状態は雄性期のようです。
花弁が落ちた雌性期の花。花柱が2つが見えます。
草姿は地面を這うようにマット状に広がります。
葉の位置より下に花があるので、あえて見ようと思わないと目に付きにくい花です。
花弁5枚で雄しべも5つ。
花序の大きさは5~6mm程度。一つの花の径は3mmくらい。
花序の柄は大抵1cmないようでした。
葉は5つに深裂、または写真のように側裂片は中裂。縁に鋸歯があります。
大きさはこの測り方で3cm程度。これより小さいものも、大きいものもあります。
葉の表の葉脈状にごく疎らに毛があるそうですが、ありませんでした。全部の葉をみたというわけでないので、あるものもあったのかもしれません。
葉裏の葉脈上には疎らに毛が確認できました。葉柄にも葉身に近いところで毛が生えているようです。
(追加画像)
(6月下旬)別な場所のもの。
葉がずいぶんと小さいです。また葉の基部が開いているものがほとんど。
花色が濃いものと薄いものがありました。
先の場所で撮った葉には葉表の毛が確認できませんでしたが、こちらでは確認できました。
葉脈上に疎らな直立した毛。
葉裏にもあります。
表面の毛は全部が全部でもなく、確認できないものもありました。
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