マンテマ Silene gallica var. quinquevulnera
海岸方面の草地などで見かけるナデシコ科の花で、シロバナマンテマの変種にあたります。
花弁に濃い色の赤い斑があるのが特徴です。花弁自体もシロバナマンテマより幅があると思います。
花径は1cmくらい。
萼に生える長毛と腺毛。
腺毛は花柄や苞葉、花序の軸などにも生えているようです。
葉の様子。
葉裏の様子。
葉は対生で基部は合着している。茎など含め全体に毛が多い。
シロバナマンテマとの違いは、花色(斑)と花弁の幅が広めというくらいで他に違いがあるのかどうかはわかりません。変種ということなので、もっとあるのかもしれないし、あるとすれば知りたいところです。
(2016年5月下旬)
たとえばこんな花もあり、花弁の様子だけだと変化が連続的のように思えます。
花色からはシロバナマンテマという感じですが、花弁の形や斑がはっきりしている点などはマンテマ寄り。
(2016年7月中旬)種子の様子です。
長さは1mmくらいで表面に畝状の隆起があります。
(2016年5月下旬)
咲いた花も可愛らしいですが、咲き始めの花もいい感じ。
(追加画像)
(5月下旬)
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