ハナウド Heracleum sphondylium var. nipponicum
河川の近い林の縁で見かけたセリ科の花。写真のものは草丈120cmくらいかなと思いますが、近づけないもっと奥の方には人の背丈ほどのものもありました。
セリ科らしい複散形花序。花序全体で見た直径は16cmくらいかもう少しありました。
一つの小花序の径は4cmくらい。
外周に咲く花の外側の花弁は他の花弁より大きい。
内側の花の大きさは、5mmくらい。
外側の花の径は花弁の大きさもあり1cmくらいありました。
ざっと見た感じ、小総苞片はだいたい3~5くらいついてたようです。
一方、総苞片はありませんでした。
ただし、まだ蕾のものには総苞片が1枚だけですがついているものがありました。
葉は3出複葉または羽状複葉で小葉は浅裂~中裂、鋸歯があり先が尖る。
これはかなり長い柄があり、よく見えなかったものの根生葉のような感じでしたが、羽状複葉でした。
葉の表に毛が生えています。
葉の裏の様子。同じく毛が生えています。
葉柄の基部の鞘状になった部分。
茎の毛の様子。
ウドとつきますが、ウドはウコギ科なので仲間ではありません。花期も違うし花も葉も特に似ていないように思いますが、名前は花の目立つウドといった意味合いのようです。
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