ムベ Stauntonia hexaphylla
道端で見かけるアケビ科のつる植物。
横から見るとタコウィンナーのような花だといつも思います(笑)
雌雄同株で、この花は雄花。中心に見えるのは合着した雄しべの葯。外花被片、内花被片ともに3枚ずつの計6枚。雄花の内花被片(細いもの)は外花被片より長いそうですが、写真ではどっこいどっこいに見えます。
そしてこの良く開いた大きめの花が雌花。中に雌しべが見えます。雌しべは3つ。外花被片が内花被片よりだいぶ長い。
雌花の花径は3cm以上。
葉は冬も葉があり、小葉が3~7枚の掌状複葉。鋸歯はなく革質で両面とも無毛。
写真はまだ若めの葉なので色が淡いですが、もう少しすると濃い緑になるかと。
余談ですが、よく家にも生えてくるので鉢植えにしたこともありますが、アケビのように葉が小さくならないようで、今は柵に適当に絡ませて育ててます。花序の花数は少ないですが今年はじめて花をつけていました。果実も見れるかな?
葉の裏の様子。
幹、樹皮の様子。
どういうわけか春にアケビ類を載せずに季節を通り越してしまったので、いっそムベもまた今度にしようかと思っていましたが、載せられるときに載せておこいうということで、花期のピークも過ぎていますが、結局載せることにしました。
(追加画像)
(8月下旬)若い果実。
多いものは3つの果実が出来ていました。(家に生えてきたものはなりませんでした。)
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