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Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ミチバタナデシコ Petrorhagia nanteulii

花の写真1

道路の縁石沿いで見かけるナデシコ科の花。

ミチバタナデシコの花は、似た花のイヌコモチナデシコ(P. dubia)に比べて花色が濃く、中心の筋が赤紫色をしています。

 

イヌコモチナデシコの花

これは参考にイヌコモチナデシコの花。

一足先に咲き出していたので、花序の花も咲き進んできていたり、すでに終わったものもあったりします。

イヌコモチナデシコは、花弁の色がやや薄く、中心の筋の色に青色がさしています。

 

葉鞘1

葉鞘の比です。

この写真は茎上部で細めの部分。

赤味が差しているところが合着終わり部分として、約4mm。

 

葉鞘2

幅は2mmちょっとあります。なのでミチバタナデシコの葉鞘比の1.5~2.0倍程度というのに当てはまるようです。

 

葉鞘3

もう少し下部のやや太めの部分。

定規の位置が悪いですが、4mmちょっと。括れのぎりぎりまで見積もれば5mm?

 

葉鞘4

幅は、3mmちょっと。

微妙な結果ですが、いい感じに見積もればなんとか当てはまるともいえる。

ただ、太めの茎になるほどどうも当てはまらないようです。(下の方にさらに測った追加画像有り) 

 イヌコモチナデシコの方でも、同じように茎の太いものなどではいわれているような比率にならないようでした。

そもそも、縦の長さがどこからどこまでなのかもはっきりわからないし、どうもすっきりした結果がでないので、見分けには花色と種子の様子だけでも事足りるので、もう葉鞘の縦横比はあきらめたいです(苦笑)

 

株元付近1

株元付近2

株元付近3

これら3枚はいずれもミチバタナデシコです。

株元付近にだいぶ葉が密集して見えます。

 

イヌコモチナデシコの株元付近

そして、イヌコモチナデシコはこんな感じ。あまり葉がない。

単にピーク時期を過ぎているからという可能性もありますが、一応現時点での様子は違うようでした。

 

茎の様子1

茎の様子2

茎の毛は有毛か無毛ということですが、ほぼ無毛でした。(かなり拡大して見ると微毛が疎らにある。)

 

葉の様子

一応、葉の様子。

 

花の写真2

そんなわけで、葉鞘の比はこれまでもずっとすっきりしないポイントでしたが、今年もやっぱりいまいちよく分からないままです。

もうひとつ似た花のコモチナデシコ(P. prolifera)は、まだ見かけたことがありません。

次にミチバタナデシコの種子の様子をあげていますが、コモチナデシコの種子の表面は緻密な網目模様とのことです。

 

種子の様子1

種子の様子2

(2016年5月下旬)ミチバタナデシコの種子の様子。

上の写真の方は長めのもので1.8mm程度、下の方は短めで1.5mmくらい。

形は盾形と表されているようです。表面の突起は尖らないのが特徴。

 

あまり天候も良くなく花としても綺麗に撮れていないし、また後日あらためて結実しているものが出て来たら、今年の種子の様子も含め撮って画像を追加したいと思います。

 

 

(追加画像)

花径

花径の写真を一応。特にイヌコモチナデシコと差はないかと思います。

 

総苞のすぐ下に苞のような小さな葉がないもの

総苞のすぐ下に苞のような小さな葉があるもの

この2枚の写真のように、総苞のすぐ下にもう一つ苞のような小さい葉のようなものが付くものもあれば、ついてないものもありました。はじめ、この記事を書いたときに気になったポイントでしたが、あまり関係はなさそうでした。

(その部分の記述や画像については残しておいても混乱するだけなのでまるごと削除しておきました。)

 

太めの茎、葉鞘1

しっかり目の茎、中間ほどの部分。

もう諦めている葉鞘の縦横比ですが、一番太い部分で5mmあるかないか。

 

太めの茎、葉鞘2

合着部分の長さは、節の細くなったところで見ても、6.5mmくらい。

幅が5mmとすれば1.5倍でも7.5mm必要なので足りない。

「ほぼ」を適用すれば当てはまるのかもですが・・・。

(一応書いておくと茎に微毛があります。)

 

細めの茎 葉鞘1

その上部の細めの茎。

幅は3mmくらい。

 

細めの茎 葉鞘2

長さは5.5mmくらい。1.5倍なら4.5mmあればいいし、2.0倍なら6mmなので範囲に当てはまる。

 

分岐1

分岐2

因みに、イヌコモチナデシコと同じように、茎の中間あたりでも分岐するようです。そうした葉鞘では特に幅が出ているので、測らずとも結果は当てはまらなそうな感じです。

以上のことからして、イヌコモチナデシコでもそうでしたが、やはり上部の細い部分だったり全体に細い茎などでないと、結果が微妙だったり、いわれているような範囲に当てはまらない感じになるように思います。

また、こうして写真に撮ってもその場で測らない限り、ちょっとしたアングルでミリ単位のずれが写真だと出ることもあるし、結局は花色と種子の様子が一番見分けにはいいんだろうな~と感じます。

 

種子の様子3

今回、葉鞘の縦横比を測った株の種子。長さが1.8mmくらい。表面にこぶ状の隆起。

いまのところ葉鞘の縦横比は置いといても、花色と種子の様子でミチバタナデシコとイヌコモチナデシコは見分けられますが、コモチナデシコの花色も知りたいところです。種子の表面の様子なども画像では見たことがありますが、実際に自分で撮った画像ではどの適度差が感じられるのかも知りたいところです。

 

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